フランスワイン

シャンパーニュの特徴とは

お祝い事などのシチュエーションで度々登場するシャンパーニュは、シャンパンという名前だと馴染み深い方も多いのではないでしょうか。 今回は、このシャンパーニュの特徴について詳しくご紹介します。

シャンパーニュとは

シャンパーニュ(Champagne)は、フランス北東部に位置するシャンパーニュ地方で造られている黄金色が特徴のスパークリングワインです。 通称シャンパンとして親しまれており、結婚式などお祝いの席で使われることも多いです。 ワインの中に溶け込んだ二酸化炭素が泡として認められている発泡性のワインをスパークリングワインと呼んでいますが、その中でもシャンパン地方で収穫されたぶどうを使って製造されたワインがシャンパーニュとなります。 そのほかのエリアで造られたワインは、スパークリングワインと呼ばれているため、スパークリングワインとシャンパーニュは別物として捉えられることが多いです。

シャンパーニュの特徴

シャンパーニュは、北緯49度のぶどう栽培における北限の地シャンパーニュ地方で栽培されており、この地方は石灰質を豊富に含んでいるチョークの土壌が特徴です。 コード・デ・ブラン地区などでは白亜の石灰質が露出していることから、シャンパーニュ独特の酸味が生み出されています。 年間平均気温がおよそ10℃と厳しい気候が特徴であることから、栽培されるぶどうには豊かな酸味を持っているのが特徴です。 また、安定した品質を維持するために、異なる畑、異なる収穫年の保存しておいたリザーブワインをブレンドして造られます。 さらに、シャンパーニュに使われているぶどうは、AOC法上8つの品種が許可されていますが、主に使われているのがシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3種で、これらが大半を占めています。 これらの3品種をアッサンブラージュ(ブレンド)などして、各品種の個性を引き出しつつシャンパーニュが造られていきます。

代表的なぶどう品種で作られたシャンパーニュ

ではここで3つの代表的なぶどう品種で作られたシャンパーニュの特徴を紹介していきましょう。

・シャルドネ(Chardonnay)
シャルドネは、コート・デ・ブラン地区で主に栽培されている白ぶどう品種であり、しっかりとした酸とミネラルを持ち合わせています。 爽やかで繊細さを表現でき、長期熟成を助ける役割もあります。 香りは爽やかな柑橘類やミネラルの香りが特徴です。

・ピノ・ノワール(Pinot noir)
ピノ・ノワールは、モンターニュ・ド・ランス地区やコート・デ・パール地区で主に栽培されている黒ぶどう品種で、力強い果実味があり、なめらかな質感としっかりしたボディを表現できます。 シャルドネと同じく長期熟成の役割も果たすことができる品種です。

・ピノ・ムニエ(Pinot Meunier)
こちらもピノ・ノワール同様、黒ぶどう品種です。 フルーティーで柔らかな味わいが特徴であり、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区で主に栽培されています。

まとめ

シャンパーニュは、生産される地区や使われているぶどう品種によって味わいが異なります。 フレッシュでシャープな酸味と熟成において生み出された複雑な香りや味わいが魅力ですから、ぜひお祝い事の乾杯シーンだけでなく、料理を楽しむ際の食中酒としても嗜まれてみてはいかがでしょうか。

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・SPARKLING WINE FRANCE / Champagne
よりお選びいただき、お楽しみください。

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